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株式会社ユーシン

A.F

福元 啓

MESSAGE

成せば成る。
明日は必ずやって来る。

自動車・産機部門 自動車事業部 製造部 品質管理課
1995年度入社
理工学部 機械工学科 卒

Q現在の仕事内容を教えてください。

現在の仕事内容を教えてください。の写真
製品育成の初期段階に携わる部署で、これから立ち上げる新製品の検査をするのが主な業務です。
この場合の検査とは、部品単位と製品単位の2つがあります。現物が図面規格を満足しているかどうかの測定や、製品が必要とされる機能を満たしているかを確認します。正確な検査を行う為には図面の理解や、製品機能の理解が必要で、単に寸法を測るのではなく、この部品が製品に組み込まれた場合、どのような役目を果たすのかを考えながら検査を行っています。最終的に、製品は量産品として生産され、客先へ納入。全ての問題点が解決されトラブルなく立上げが完了するよう、日々取り組んでいます。その他に、ユーシン全体で使用している計測器の管理を行っており、測定全般に関わる仕事もしています。

Q入社を決意した決め手はなんですか。

元々物作りに興味があったことと車好きが高じて、大学での学部専攻も機械工学科にしたような人間でした。
私が就職活動をしていたのは就職氷河期とも言える時期。自動車部品生産という自分の望む業種で、しかも地元近くの企業というユーシンはこれ以上ない企業でした。
広島で1次面接があったのですが、その時に人事を担当されていた方がとても物腰が柔らかくやさしい方で、こんな方が居れば困った事があっても大丈夫と思った事もユーシンに決めた理由の1つです。残念ながらその方は退職されてしまいましたが、人との繋がりはとても大事な事だと思いますし、もし大学の先輩がユーシンに居るようなら、色んな話を聞いて、「縁」を感じられたら、それを決め手とされるのはいかがでしょうか?

Q学生時代の経験で、いまの仕事に役立っていることを教えてください。

私は中学から大学までずっと体育会系の部活をしていたので、その中で先輩や目上の方、後輩への接し方を学びました。
一から十まで全てを教えてもらうのではなく、自ら考え、自分の意見を持った上で学んでいく事は仕事をしていく上でも私のベースとなっています。試合に出られる人、出られない人がいましたが、ひとつの目標に向かって同じ練習をし、例え試合に出られなくても仲間をサポートし最良の結果が出るように一致団結したことも役立っています。
仕事でもそれぞれに役割があり、協力しないといい結果は得られません。お互いが担当している業務を尊重し、役割をきちんとこなしてこそ、結果も達成感も得られるものだと思います。

Q仕事のやりがいはなんですか。

新製品の育成に携わっているので、他より早く新型車の実物を目にする機会があるのは、モチベーションの向上と維持になります。守秘義務があるのであまり多くをお話することは出来ないのですが、「次の○○、カッコよくて売れそうだ」とか、「雑誌のスクープ記事は当てにならない」とか言った業界情報に触れる機会が多いのも楽しく感じています。
また、自分が検査した製品が実際の車に装着されディーラーに並んでいるのを見ると、ホッとしつつも、達成感のようなものがこみ上げてきますね。繰り返し繰り返し検査し、色々な苦労を乗り越えて量産にこぎつけたものはやはり愛着が湧きます。少し残念なのは、僅かな隙間や色の違いに気付いてしまい、子供の頃に感じていた車を見てワクワクするような気持ちが色褪せてしまっていることでしょうか。こういったことは、仕事好き故の職業病かもしれませんね。

Q仕事において、心がけていることや、決めていることはありますか。

「基本を大切に」です。毎年、何かしらの新しい製品が開発・生産されますが、どんな製品でも根っこの部分は同じで、図面規格を満足していて、それらが欠如なく組み付けられ、正しく機能しているかどうか、という点に尽きます。何かひとつでも欠ければ、製品として成り立たなくなるので、そうならないよう検査を行い、異常を見つけ出し対策を施したり、処置を行います。
基本を忘れ、OKかNGかの判断を誤ると、取り返しのつかない事態を招きます。図面や仕様と現品が異なる場合は、納得いくまで比較・検証を行い、疑問点は調べて問題がない事を確認する。曖昧なままにしません。「良いものは良い、悪いものは悪い」という基本的で当たり前の判断が出来ているかどうかが肝心です。

Q休日・長期休暇の過ごし方を教えてください。

休日・長期休暇の過ごし方を教えてください。の写真
以前はのんびりと一日を過ごすだけでしたが、会社でチケットのプレゼントに当たったのがきっかけで、地元サンフレッチェ広島のサポーターに。
休日や長期休暇が仕事になる事も多いけれど、タイミングが合う時は息子と一緒にサッカー観戦しています。観戦歴は4年ほどで、まだまだ浅いのですが、今年の元旦には国立競技場の天皇杯決勝を観に行くまでになりました。
ホームゲームを毎試合観戦…とは中々いきませんが、TV・ネットでの情報収集とすっかり生活の一部となっており、結果に一喜一憂する日々です。大声を出して応援するのはちょっと恥ずかしく、息子共々控え目な応援をしていますが、ゴールが決まった時は大騒ぎして、ストレスを発散しています。